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Last Update 03/10/09

■No.01 「授業中、座っていられないの」

小2男子・通常学級在籍。週2時間特殊学級へ通級。アスペルガー症候群と診断されている。

■計画立案

長期目標
  1. 集中して課題に取り組む。
  2. 自分の気持ちを相手に伝えることができる。
短期目標&指導方法
  1. 集中して課題に取り組む。
    ■学校では、
    「国語」
    • 特殊学級では、作文(2・3語文を2文書く)、音読(学習中の単元のもの)、漢字(ドリル形式で8問を2枚)。集中できない時は母親の作ったクイズ形式のプリントをやる。
    • 通常学級では、音読は皆と一緒に。漢字は読みを中心に。
    「算数」
    • 4つの課題から2つ選んで取り組む(プリント、ドリル等)。
    ■家庭では、
    • 本人が楽しんでできるようなプリントを作成する。
  2. 自分の気持ちを相手にわかるように伝える。
    • 悪いことを誘われたり、いやなことを言われたら、「いやだ」「やらない」「やめて」と言って担任や親に報告する。
    • 報告に来たら、本人の気持ちを聞き、推測して言語化して受け止める。
    • 当事者を集め、ロールプレイ方式でどうしたら良かったか導き出す。
    • 「会話まなボード」を使い、それぞれの言い分を聞いたり、対応の仕方を2、3例あげ、出来そうな方法を選択する。
    • 悪いことをしているときの気持ち、した後の本人や関係者、親の気持ちを日常生活の中で場面を捉えて指導する。
    ☆学年全体での配慮事項
    • 姿を見かけたらさりげなく声をかける(「元気?」「がんばってね」等)。
    • パニックの時にはそっとしておく。
「会話まなボード」とは?
  • 子供と親(教師)が対話しながら、上手な関わり方を視覚的に練習するための教材(ツール)です。
  • トラブルの状況(発言、感情等)を目で確認し、やり取りの中で好ましい行動を見つける。
  • このボードは、障害の有無、年齢にかかわらず使えます。
  • mana_board


■評価 「プリントや課題をがんばっているよ」

長期目標
  1. 集中して課題に取り組む。
  2. 自分の気持ちを相手に伝えることができる。
短期目標&指導方法
  1. 手助けがあれば出来る課題をほとんど一人で出来るようになる。
    国語・算数とも問題は声に出して読み、内容を理解しているか確認する。
    「国語」
    • 特殊学級では、作文(2・3語文を2文書く)、音読(学習中の単元のもの)、漢字(読み書き)。
    • 通常学級では、音読は皆と一緒に。漢字は読みを中心に。
    「算数」
    • 4つの課題から2つ選んで取り組む(プリント、ドリル等)。
  2. 一人で出来ることを日常生活の中で使える。
    • 日常生活の中で足し算・九九を使う。
    • 休日の出来事の作文を書く。
    • 絵本や教科書を母と交互に読む。
  3. 自分の気持ちを相手にわかるように伝える。
    • 悪いことを誘われたり、いやなことを言われたり、されたりした場合、「いやだ」「やらない」「やめて」と言って担任や親に報告する。
    • 当事者を集め、ロールプレイ方式でどうしたら良かったか導き出す。
    • いやなことを言われた時、兄弟げんかをした時、パニックになった時など、「会話まなボード」を使い、気持ちを振り返って受け止める。対応の仕方を2、3例あげ、出来そうな方法を選択する。